くるみはその70%を脂質が占め、各種ビタミンやミネラルをはじめ、
食物繊維など健康維持・増進に必要な成分が豊富に含まれています。
調理等、何か手を加えないと効果が出ないものだと、
なかなか面倒で手が出せなかったりしますよね。
でも、くるみはそのまま口にポイッと出来ちゃうので、
食べるだけで効果があるならどんどん摂りたいものですよね。
でも、好きなだけ食べて効果がぐんぐん上がるなんて、
世の中そんなに甘くはないはず。
甘くないどころか、副作用があったら怖いです。
身体のために摂取しているつもりで、
身体を壊したら元も子もない。
「くるみは食べ過ぎたら逆効果?」
「効果のある摂取法と摂取量は?」
など気になるクルミについてご紹介します。
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くるみの1日の理想の摂取量は?
これが1日に摂取していい量と言われています。
毎日継続することが大事な一歩です。
一度に大量に食べても効果が上がるというわけではありません。
くるみに多く含まれる不飽和脂肪酸は体内で固まらない特徴を持っています。
脂質が多いからと言ってニキビが出来やすくなるということはありませんが、
加工されて油や塩分を含んでいるくるみは別です。
摂取するなら、無添加・無塩のものを選びましょう。
くるみを食べ過ぎるとどうなる?
くるみに多く含まれるオメガ3脂肪酸を摂取することで、
血液の循環がスムーズになり、肌の新陳代謝が活発になって美肌効果がありますが、
逆に、オメガ3脂肪酸が不足したら肌荒れが、
と聞くと「もっと、もっと」と欲張ってたくさん摂りたくなるのが自然な思考。
でも、待ってください。
『及ばざるは過ぎたるより勝れり』です。
よく、ナッツ系を食べ過ぎると鼻血が出る、って聞きませんか?
これは、医学的にはウソだそうです。
でも、食べ過ぎるとお腹が痛くなる、
というのは本当のようです。
食べ過ぎると腸内で脂肪分と水分が分離してしまう
ことによって下痢になることがあって、
その際に腹痛を伴うことがあります。
食べ過ぎには十分注意してください。
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「しあわせホルモン」女性に優しいくるみの効果
くるみに含まれるα-リノレン酸は
生活習慣病の予防に効果があるだけではなく、
女性ホルモンのバランスを整える作用があるとも言われているので、
シワやたるみを防止するアンチエイジングの効果も期待できます。
これは女性にとっては魅力的です!
亜鉛やマグネシウムなどのミネラルも豊富なので、
髪の発毛環境の活性化にも効果があります。
しあわせホルモンと呼ばれている脳内ホルモン「セロトニン」は、
「ノルアドレナリン」「ドーパミン」と並び三大神経伝達物質の1つです。
くるみを食べることで摂取された必須アミノ酸のトリプトファンは、
心のバランスを整える作用のあるセロトニンを分泌させます。
心のバランスを整えストレスを軽減することが出来る上、
夜には睡眠を促すメラトニンに変化して、
快適な睡眠を促してくれる効果があります。
くるみは熱に弱く酸化が進みやすい
くるみの旬は9~10月で、まさに今がくるみの収穫時期。
といっても、くるみ狩りなんてありませんから、
収穫されて店頭に並ぶまで待つしかないですよね。
日本では収穫してから、自然乾燥の場合
2~3週間ほど乾燥させてから出荷されるそうです。
そうして購入したくるみは、そのまま食べるのがベストです。
くるみはナッツの中でも特に熱に弱く酸化が進みやすい商品。
くるみに含まれるα-リノレン酸は熱に弱いので、
さまざまな効果を十分に得る為には、
α-リノレン酸を壊さないようにすることが大事です。
酸化もしやすいので防ぐために、
できるだけ密封した状態で冷蔵保管がおすすめです。
まとめ
[アドセンス] くるみは適量を毎日よく噛んで食べることが大切です。・1日の理想の摂取量:6粒~7粒前後
・食べ過ぎには注意
・無添加・無塩が理想
良く噛むことで吸収を良くし、くるみの栄養を効果的に摂りましょう。