誰もが必ず持っているであろう濃い系の服。
「古くなって色褪せちゃったから捨てなきゃ。でもお気に入りだったのに…。もったいないなぁ」
お気に入りの服って色褪せちゃいますよね。
簡単に色褪せた黒い服を戻す方法を探してみましたが、一番しっかりと色が戻るのはダイロン!
意外と安く買えます。アウトレット価格でとっても安く買える通販サイトもご紹介します。
はっきりと色が戻ることはありませんが、よく裏技などで紹介される、ビールで色褪せた黒い服を戻すなどもまとめて紹介します。
目次
【液体別】黒い服の色落ちを復活させる方法!ビール、コーラ、墨汁
黒い服の色落ちを復活させたい方って多いですね。調べてみたら何年も前からたくさんの質問と回答がありました。
でもその回答の中でこれは!という絶対的王者の回答は見つかりませんでした。
【ビール】【コーラ】【墨汁】…その効果は?
ビール
・すすぎの時にビールを加える
・ビールに1時間程度浸してから洗う
まずこの2つの方法があがってきました。
もちろん、発泡酒ではなくビールを使いますが、飲み残しでも大丈夫、とのこと。
どちらも、結果としてはなんとなく効果があったか…な?という程度のようです。
コーラ
コーラで戻す方法も紹介されていますが、こちらは問題外のようです。
浸した後、軽くすすぐだけだと色々な成分が残って逆にカビの原因になったりしそうですよね。
墨汁
子供の頃、体操着に墨汁を付けてしまってそれが落ちなかったから、という感覚が残っているのではないでしょうか。
黒くなるというより墨汁が落ちなくて白い部分が灰色になるだけで、黒い部分には何も効果はないでしょう。
他に復活させる方法はないのでしょうか。
Tシャツなどコットン系の色落ちは、生地の表面が白っぽくなってしまった感じですよね。その場合は復活はほとんどムリなのではないでしょうか。
染め直す復元しか方法はないと思います。
服を自分で染め直しするなら安い!ダイロンなら安く黒色復活
落ちた色が戻せないなら捨てるしかない?
もう着古して満足しているなら捨てるなりウエスにするなりも出来ますが、お気に入りはどうしても処分したくないですよね。
自分でしっかりと黒色に復活させたいならダイロン!
黒色も簡単に染め直しができるので挑戦してみてください。
◆オススメは【ダイロン】… http://www.dylon.co.jp/
多数のスーパー、手芸店、ホームセンター等で取り扱っているので、実物を手にとって購入できます。
店舗で探しまわるのが面倒ならオンラインショップもあります。
※在庫限りですが、今ならオンラインショップでダイロンマルチ08(黒)のアウトレット商品が4点1,080円で購入できます。
綿、麻、レーヨン、ウール、シルク、ナイロン、塩化ビニル
ポリエステル、アクリル
1袋で125gまでの繊維が染まります。
HPでは商品の説明はもちろん、染色方法も電話やメールにて問い合わせが可能なので安心です。
フォーマル等ちょっとお高めのものはクリーニング店で「染め直し」が出来るか聞いてみてください。
服の色褪せを防ぐ方法
お気に入りが色褪せちゃってがっかり。
そうなる前になぜ色褪せるのか考えてみませんか?
お気に入りばかりが色褪せるのは、お気に入りだからこそです!?
お気に入りは着る回数も自然と増えますよね。
ということは、洗濯する回数も増えるということ。
それなら洗濯時に気をつければ色褪せも抑えられることができます。
すぐに洗濯していますか
洗ってばかりいると色褪せが…と汚れが無いときは洗濯をためらっていませんか?
汚れが見えなくても首元など汗は付いているので、そのまま放置すると色褪せ・変色の原因になります。
着用後は毎回洗濯しましょう。
洗剤は中性洗剤=おしゃれ着用洗剤か蛍光剤無配合がおすすめ
素材の傷みを考えたらおしゃれ着用洗剤が一番ですが、汚れを落とす効果は減ってしまいます。
皮脂汚れ等が気になる時には「蛍光剤無配合」の洗剤を選びましょう。
蛍光増白剤が配合されていると青紫の光を発光するものを衣類に染み込ませ、白さをよりハッキリさせるので、白い衣類の白さをより際立たせたいときには蛍光増白剤入りの洗剤を選びますが、生成りや淡い色ものは色が薄くなってしまい生成りが生成りではなくなってしまいます。
ということは、濃い色・黒系に使用すると逆効果で太陽の光の下では白っぽく見えてしまい、色が落ちてしまったように見えてしまうのです。
衣類同士が擦れて色落ちしないように気になる服は洗濯ネットに入れます
干し方
紫外線による変色があるので、裏返して風通しの良い日陰に干しましょう。
ポロシャツなど襟のあるものは気をつけないと背中部分にV字の色褪せが出来てしまいます。
そして出来るだけ乾いたらすぐに取り込みましょう。
乾いたらすぐに収納
室内でいつまでもハンガー等にかけておくと変色してしまうこともあります。
防虫剤は複数使用しない
「パラジクロルベンゼン系」「しょうのう系」「ナフタリン系」は併用しないように。
ちょっと雑学~色の三原色~黄ばみのしくみ
色の三原色
マゼンタ(赤)・シアン(青)・イエロー(黄)。
プリンターのインクとしてよく聞きますよね。
色は「色の三原色」というこの3つの組み合わせで作られていて、中でもマゼンタは他の2つ(シアン、イエロー)に比べて退色しづらい色なので、濃色系衣類が色落ちしてくると赤っぽく変色したように見えてくるようです。
黒い服に漂白剤が飛んでしまいそこだけ赤くなってしまった経験ないですか?
マゼンタが頑張って色をキープしていたのでしょうね。
この3色のなかではシアンが一番退色スピードが速いそうです。
※重要※
一度漂白剤が付いてしまったところは繊維が傷んでしまうため、染料で染めようとしても薄くしか染まらないのでお気をつけください。
黄ばみ~青紫色の光
天然の白い繊維の綿・麻、それを主成分としている化学繊維、タンパク質のウールなどの繊維は空気中にずっと放置しておくと黄ばんでしまうそうです。
白い色の衣類はすべての光を反射して白く見せているので、時間と共に青紫色の光を吸収するようになると反射しない青紫色の反対の色の黄色が見えてきて黄ばみとなるのです。
まとめ
洗濯洗剤と洗濯せっけんは違うってご存知でしたか?
せっけんで洗濯する方が断然色褪せは少ないとのこと。
ただ、洗濯する際に先に泡立てたり色々とあるようで、単純にスイッチポン♪とはいかないようですね。
洗濯せっけんは自然派成分からの液体・粉末・固形とそれぞれに違った特徴があるようで、自分にぴったりのものを見つけるのはなかなか難しいみたいです。
いくら洗濯等で気をつけていても服本来の素材、染色の工程等で出る違いまではフォロー出来ないですし。
お気に入りなのですから、色褪せているのも味わいの1つとして楽しめたらいいですね。
ちなみに…
ジーンズ等縫い目の目立つもので綿素材の糸は白くなってしまいがちですが、そこは油性マジックでツンツン。。。