お菓子を作る際に必要な泡だて器ですが、常に使うものというわけではないので、壊れてしまっていてもなかなか気付きにくいものです。
私は以前、娘とドーナツを作ろうとしたときに泡だて器が壊れているのに気付き、慌てて代用を探し作ることにした経験があります。
実は私のような経験をする人が他にもいるのでは…と思い、まとめてみることにしました!
フォークやペットボトルの他に、ヘラや箸、タッパーを代用する場合の方法や生クリームを作る際にオススメの代用品も紹介していきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
泡だて器の代用!フォーク、ペットボトル、ヘラ、箸、タッパー!それぞれのやりかた
泡だて器はお菓子作りの他にも、お好み焼きやホットケーキの生地作り、ふわふわで柔らかな卵焼きを作る際にも活躍してくれます。
しかし、これらは泡だて器が無いとどれも作ることができません。
ここでは、泡だて器が手元に無いときに役立つアイテムを紹介していきたいと思います。
フォークを使う方法
まずフォークを2本用意します。デザート用の小さい物ではなく、パスタを食べるときなどに利用する大きめのフォークを使うのがオススメです。
よく泡立てるために、2本のフォークを背中合わせにしてください。
手持ち部分を輪ゴムなどで縛っておくと、やりやすいですよ。
ペットボトルを使う方法
材料をペットボトルに入れ、蓋をしっかり閉めます。
そして、しっかりシェイクをするだけでOKです。
しかし生クリームを作りたい場合は、ペットボトルを切らないと中身が取り出せなくなってしまう恐れがあるので、注意が必要です。
ヘラを使う場合
ヘラを使って泡だて器の代用にする場合は、ホットケーキやお好み焼きの生地を作る際にオススメです。
ヘラを使ってかき混ぜることで生地に空気が含まれ、ふんわりとしたホットケーキやお好み焼きに仕上げることができるようになりますよ。
箸を使う場合
箸を使う場合は、4~6本ほど用意してください。
箸の上部分を輪ゴムで束ねましょう。
束ねる際は箸の先がバラバラになるようにするのがコツです。
混ぜているうちに箸が動いてしまうことがあるので、クリームなどしっかり泡立てたいときにはオススメできません。
タッパーを使う場合
縦長のタイプのものや食品保存ができるタイプのもの、どちらでも代用することが可能です。
ドリンクやケーキに少しだけクリームが必要な時は縦長のタイプ、しっかり泡立てたい場合は食品保存ができるタイプのものを活用するようにしましょう。
泡立てる際はしっかりと蓋を閉めることを忘れないようにしてください。
「メレンゲ」を作るときはフォーク、ペットボトル、ヘラ、箸、タッパーのどれがおすすめ?
お菓子作りによく登場するものといえば、卵白を使うメレンゲですが、これはさすがに泡だて器が無いと作れないのでは…と思われがちですよね。
しかし、どこの家庭にでもあるポリ袋を使うことでメレンゲを作ることが簡単にできますよ!
実は、私は泡だて器でメレンゲを作るのがとても苦手なのですが、このポリ袋を使ってメレンゲを作る方法を知ってからメレンゲ作りが苦痛にならなくなりました。
まず、きめ細かなメレンゲを作るためにも必要な下準備があります。
それは、卵をしっかりと冷蔵庫で冷やしておくことです。そして卵黄と卵白が混ざらないように分けることも必要です。
ポリ袋を使ってメレンゲを作る場合は、ポリ袋2枚と輪ゴムを用意してください。
ポリ袋を二重にした後に材料を入れ、輪ゴムでしっかりと縛ります。輪ゴムで縛る際は空気が含まれるようにしてください。
風船のような状態で空気を含ませてシェイクすると、良く混ざるようになりますよ。
「生クリーム」のときは?
ここでは、生クリームを作る際に役立つ泡だて器の代用品のオススメを見てみましょう!
泡だて器を使わずに生クリームを作る際の代用品は「密閉できる蓋つきのタッパー」を活用するといいですよ。
必要な量だけ作ることができ、残った分は冷蔵庫でそのまま保存することができるのでオススメです。
材料をタッパーに入れ蓋をしっかり閉めた後、上下に数分間しっかりと振り続けましょう。
好みの固さになったら完成です。
しっかりと固めに作りたい場合は、レモン汁を数滴入れると良いです。
この方法は、マヨネーズの空き容器を代用することも可能なんですよ。
このままケーキなどにデコレーションすることができるので、とても便利です。
まとめ
今回は泡だて器が手元に無かったり、壊れてしまっているときに役に立つ代用品を紹介してみましたがいかがでしたか?
私としてはタッパーや袋を利用した方法がオススメなので、ぜひお試しいただきたいです。
ちなみにミキサーやブレンダーを代用で使うのはお勧めできません…
混ざり過ぎてしまい出来上がりがボソボソとした感じになってしまうのです。
面倒でも空気を含めながら混ぜることのできる方法が美味しい仕上がりになりますよ。