ルネ・デカルトとは
「良識はこの世の中でもっとも公平に分け与えられているものである」
この有名な言葉で始まる「方法序説」の著者ルネ・デカルトはフランス生まれの哲学者、数学者。
合理主義哲学の祖であり、近世哲学の祖として知られています。
「我思う、ゆえに我あり」
意味を考えたことはなくても聞いたことはある言葉ですよね。
スコラ哲学の「信仰」によって真理を獲得するという保守的思想に対して、人間の持つ「自然な光(理性)」によって真理を探求していこうとする近代哲学の思想を簡潔に表現したもので、この思想は近代哲学の出発点とされ、デカルトが「近代哲学の父」と称される所以でもあります。
デカルトの名言
「我思う、ゆえに我あり」
「世界ではなく、自分自身を征服せよ」
「不決断こそ最大の害悪」
「理性によってのみわれわれは人間となる」
「疑いは知のはじまりである」
「信じなさい。あなたの人生は、あなたの思い描いた通りになると」
「最高の学問とは、世間という膨大な書物から学ぶことである」
「あらゆるものは自明である」
「誤りとは欠陥にすぎない」
「難しい問題は、小さく分けて考えなさい」
「自然は人間を嫌う」
「行為すること、これが存在することである」
「疑いは知のはじまりである」
「不決断こそ最大の害悪」
「あらゆるものは自明である」
「神は天と地、およびその間に存在するすべてを創造した」
「賛成の数が多いからと言って、何一つ価値のある証拠にはならない」
「人間の誤りの主な原因は、幼少期に身に付いた偏見である」
「あまりに旅に時間を費やす者は、最後には己の国でよそものとなる」
「怒りによって赤くなる人々は、怒りによって青くなる人々よりも怖ろしくない」
「みせかけの快はしばしば真正の悲しみにまさる」
「健康は紛れもなくこの世で最上の善であり、ほかのあらゆる善の基礎となる」
「精神を思う存分働かせたいと願うなら、体の健康に留意することだ」
「人の考えを本当に理解するには、彼らの言葉ではなく、彼らの行動に注意を払え」
「決断ができない人間は、欲望が大きすぎるか、悟性が足りないのだ」
「完全数というのは、完全な人間と同様、非常に稀な存在である」
「ひとたびでもわれわれを欺いたものを完全には信じないことは思慮深さのしるしである」
「自分を判断する場合、いつも、自惚れるより疑心を抱く」
「常識とはこの世で最も広く分配されている日用品である」
「精神を向上させるためには、学ぶことよりもより多く熟考していくべきである」
「我々は、すべてのものが我々のためにつくられたのだと思ってはならない」
「思考を除いて、我々の力の中で絶対的なものなど存在しない」
「良識はこの世でもっとも公平に配分されているものである」
「真理を探究するのであれば、人生において一度は、あらゆる物事をできる限り深く疑ってみる必要がある」
「自然(うまれつき)の理性だけをまったく純粋に働かせる人たちのほうが、古い書物だけしか信じない人よりも、いっそう正しく私の意見を判断してくれるだろう」
「秀でたる知性を有するだけでは十分ではない。大切なのは、それをうまく活用することである」
「経験というものは、人が知識において進めば進むほど、その必要性を感じさせるものである」
「良き書物を読むことは、過去の最も優れた人達と会話をかわすようなものである」
「心を向上させるために、われわれは瞑想することよりも、学ぶことを少なくすべきである」
「欠陥はいつも、それを取り除くために必要な変化よりはずっと耐えやすいものとなっている」
「私がこれまでに解決した個々の問題は、後に別の問題を解決するための法則となった」
「一日一日を大切にしなさい。毎日のわずかな差が、人生にとって大きな差となって現れるのですから」
「決断ができない人間は、欲望が大きすぎるか、悟性が足りないのだ」
「人間の誤りの主な原因は、幼少期に身に付いた偏見である」
「経験というものは、人が知識において進めば進むほど、その必要性を感じさせるものである」
「哲学はあらゆることについて、まことしやかな話をし、学の浅い人々の称賛を博する手段を与える」
まとめ
今回はルネ・デカルトの名言をまとめてみました。