牛3つ書いた漢字何と読みますか?
読めない、書けない、使えない・・・。
大人になってふとした瞬間に出会う奇妙な漢字。
学校で習った記憶はないし(もともと習っていても忘れているものがたくさんありますが)、読み方も意味もなんとなくわかるようなわからないようなそんな漢字ってたくさんありますよね。
例えばこの牛が3つ並んだ漢字「犇」読めますか?
「犇」読み方
音読み:「ホン」
訓読み:「ひしめ・く」「はし・る」
意味:
①ひしめく、押し合ってさわぎたてる
②はしる、ウシが驚いて走る。「犇散」
え?「牛」が3つも重なり合ってるけど、これって漢字?いきなりこの漢字を見せられても読める人は少ないですよね。
「犇」はどう使う?
「犇」の使い方としては、
犇々
感情や雰囲気などが厳しく強く心に伝わってくること。
「犇々と感じられる」「犇々と伝わってくる」
普通は平仮名で書かれることが多いので漢字で書かれていたらピンとこないのではないでしょうか。
犇めく
①ぎしぎし鳴る。きしる。
②大勢集まって騒ぎ立てる。わいわいと声に出して騒ぐ。
意外な「犇」の書き順
「犇」の書き方順ってちょっと意外なんです。
「牛」を3つ書くだけでしょ?と思っていましたが、調べたら違いました(^_^;)
同じ牛を3つ書くのに、2番目の牛だけ書き順が違うようです。
2番目の牛は⑦と⑧が他の牛と逆ですね。
よく見ると牛の形がちょっと違います。
「犇」のほかに漢字で3つ同じものを書くものって?
こんなインパクトのある漢字を見てしまうと、同じ文字が3つの漢字って?と構えてしまいますが、「品」とか「森」もそうですよね。
当たり前に使っている漢字のほかにまだまだこんな漢字もあります。
日・・・「しょう」「あきら・か」
車・・・「ごう」「とどろ・く」
言・・・「ちゅう」「とう」「はやくち」
犬・・・「ひょう」「はし・る、つむじかぜ」
馬・・・「ひょう」「はし・る」
羊・・・「せん」「なまぐさい」
鹿・・・「そ」「あら・い」
女・・・「カン」「かしま・しい」「よこしま、みだら」
虫・・・「むし」
田・・・「らい」「るい」「とりで」
土・・・「げう」「ぎょう」
金・・・「きん」「くん」
心・・・「さ」「すい」「うたがう」
ム・・・「るい」「さい」「かべ」
子・・・「せん」「じゅう」「つつしむ、みなしご」
さらに「風」「石」「飛」「魚」「貝」「耳」「舌」「龍」など多数あります。
同じ文字3つのほかに組み合せが面白い漢字としてこんな漢字もあります。
春と虫・・・蠢「うごめ・く」
男女男・・・嬲「じょう」「なぶ・る」
女男女・・・嫐「どう」「うわなり」
「たいと」
「だいと」「おとど」
2文字とも84画で、最も画数の多い漢字とされていますが、いずれも苗字として使われていたようなのですが現存するかは不明のようです。
読めない漢字の変換方法
入力していて難しい漢字が出てくると困りますよね。読めないことには変換が出来ませんから。
そんな時は【手書き】で文字を探しましょう。
1. 言語バーのIMEパッドを開きます
2. マウスで文字を書いて出てきた候補を選びます
この方法を知っていれば、難しい漢字でも変換出来るようになります。
マウスで書くのもなかなか楽しめますよ。
まとめ
漢字の世界では、3つ重ねることによって「多くの」という意味あいを出すことが多いようです。
日本人に生まれて自分の名前に漢字をもらい、学校でたくさんの漢字と触れあい、ただただ勉強、勉強と頭に叩き込んだ漢字もあれば、これってどんな意味があるのかな?と興味を持った漢字もあるでしょう。
同じ読み方でもまったく別の意味があったり、「山」のようにその文字がそのものを表していたりして面白いですよね。
そんなことを「ひしひし」と感じるなぁ、とフト思った時に「犇々」という漢字を思い出したら「牛かぃ!」と思わず一人突っ込みを入れてみたくなったりして。
こんな風に楽しめたら学生時代に漢字を覚えるのももっと楽だったかもしれませんね。